日本さくらの女王

2023年1月4日 12時44分

国際女性会議WAW!2022 油原Ver.

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします
こんにちは。第29代日本さくらの女王の油原さくらです。

12月3日 土曜日に、国際女性会議WAW!2022に参加いたしました。
WAW!は2014年から開催している国際会議で、
世界の様々な地域や国際機関から女性の分野で活躍する
トップ・リーダーが参加し、女性の活躍促進のための取組について
議論を行います。今回はコロナ後3年ぶりの開催となりました。

当日はグズニ・ヨハンネソン アイスランド大統領や、
シマ・バフース国連事務次長兼国連女性機関事務局長、
マイア・サンドゥ モルドバ共和国大統領も基調講演に駆けつけられました。
私はマイア・サンドゥ モルドバ大統領に随行する役割を果たしました。
サンドゥ氏は首相との会談やレセプションへの参加後すぐ帰国される程
ご多忙でしたが、日本さくらの女王の活動をお伝えすることができました。
「モルドバに桜は咲いていますか」とお伺いしたところ、「咲いていません。
ワシントンDCで華麗な桜を見たことがあります」と話されていました。

今回の会議では同世代の若者がそれぞれの分科会で活躍し、
クロージングセッションでは、多様な提言がされました。
特に「会議に参加させてもらえるのは特権階級だ。ここだけで話して
気持ちよくなっても意味がない。このことを認識しながら語り合うことが重要だ」
という言葉にはハッとさせられました。

また「女子高生がリーダーシップを持って活動する一方、『考える力のない若者』
というステレオタイプが依然として残っており、街頭での活動中やメディアで
否定的な言葉をかけられる」という参加者の言葉も印象的でした。

分科会を通して、「女性が議論の場に参加できる環境をしっかりと整えること」、
そして「問題を他人事ではなく自分事として、女性も議論に参加すること」が
重要だと実感いたしました。

お昼には「林芳正外務大臣主催レセプション」、閉会後には「森まさこ内閣
総理大臣補佐官・復興庁共催フェアウェル・レセプション」が開催されました。
基調講演者・登壇者、有識者が招待され、チェコに住む方やアフガニスタンに
住む方々など、世界各国の様々な職業をされている皆様とお話することができ、
大変貴重な機会でした。

また日本文化に親しむ機会が様々設けられ、茶道体験や狂言鑑賞の他に
振袖着付け体験もあり、日本さくらの会のシャペロンが、着付けをしました。
「振袖はきつかったけれど、美しい振袖を着られて嬉しかった」と話されていました。

そして、今回のWAW!では歴代の日本さくらの女王・さくらプリンセスも出席しました。
第27代日本さくらの女王竹中理沙子さんとさくらプリンセス三好果音さん
第28代日本さくらの女王志賀和佳奈さんとさくらプリンセス 吉田みのりさん、細田未央さん。
歴代女王・プリンセスと一緒に活動することができ、当時の思い出や
現在の様子などをお伺いし、とても刺激のある時間を過ごすことができました。

国際的に女性が議論する場を設け、若者も含めて議論し、世界各国の人と語り、
日本文化を紹介することができる場所がWAW!でした。
森まさこ先生始め、運営に携わってくださった方々に心より感謝申し上げます。

サンドゥ モルドバ大統領を囲んで



クロージングレセプションにて



レセプションで紹介される日本さくらの女王


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