日本さくらの会とは
「さくら」は日本の花。万葉の昔から人々に親しまれ、愛されてきました。その観賞、愛育の歴史は、わが国の文化と歩みをともにしています。
公益財団法人日本さくらの会は、昭和39年(1964年)東京オリンピック開催の年に日本の花「さくら」の愛護、保存、育成、普及等を目的に、初代会長 船田 中 衆議院議長を中心として超党派の国会議員有志により設立されました。
設立当時の日本の「さくら」は、東京オリンピック開催や国土整備事業により道路拡幅改修や河川改修などによる急激な開発や公害により、また保護、手入れがなされない等、全国的に「さくら」が衰退し、悲惨な状況にあり、その復興が急務となっていました。
日本さくらの会は、設立以来、「さくら」の植樹や愛護、「さくら」名所の保全、名木・巨木保存、また、「さくら」を通じた国際親善活動を行っています。「さくらの日」の制定、「さくら功労者」の表彰、「さくら祭り中央大会」の開催ほか、「さくら」に関する相談、情報の提供を行なっています。この財団法人日本さくらの会は、平成25年4月1日より、公益財団法人日本さくらの会として活動しています。