日本さくらの女王

2013年12月24日 12時02分

山形県白鷹町釜の越桜視察

メリークリスマス!東京は快晴ですが、ホワイトクリスマスを楽しんでおられる方も
大勢いらっしゃることでしょう。

さて、さくらの会は日本全国でさくらの樹勢衰退に対処する為「さくら植育アドバイザー」や
各地域の方々と協力をし、さくらの樹勢回復に力を注いでいます。

11月21日本会 蓮實理事長は、さくらプリンセスの田代 萌さんを同行し
山形県白鷹町の釜の越桜を訪れ、樹勢回復の現場を視察しました。
白鷹町には樹齢500年を越えるエドヒガンの古木が8本あります。
当日は、釜の越桜(樹齢約800年)薬師桜(樹齢約1200年)について
白鷹町産業振興課 竹田氏、町議会議員 今野氏と新野さん、
釜の越桜保存会副会長 本木氏、事務局長 片山氏から説明を頂きました。
衰退している桜の古木に樹木再生肥料研究家・製造者の小林氏が対策を施し、
少しずつ回復している現場を見る事が出来ました。
現場にはさくら守り金田聖夫氏も立会って下さいました。

日本さくらの会は、毎年都道府県知事の推薦により桜の保存、育成に
尽力された方々を「さくら功労者」として表彰しています。金田聖夫氏は、
永年、薬師桜の保存に心血を注いでこられ平成15年にさくら功労者として表彰されました。

さくらプリンセスの田代さんは大学は農獣医科を卒業で動植物に興味を持ち
樹勢回復の肥料の化学式などを質問し有意義な一日だったと目を輝かせていました。
「釜の越桜」、「薬師桜」が来春には美しい花を咲かせてくれるよう祈っています。

翌22日は、小林氏が育成している「雪国パパイヤ」の見学に行きました。
山形テレビの取材がありビニールハウスの中では大きなパパイヤが実り
見学者一同大歓声、テレビ局の女性キャスターが枝からもぎ取り全員で試食しました。
パパイヤは酵素が含まれ抗酸化作用があり人間の体の代謝を促進する
ということで皆さん大喜び。「来年はもっと甘いのを作ります」更に研究を重ね
美味しくて大きなパパイヤを生産したいと小林氏は来年に夢をつないでおられました。

見上げるばかりの樹齢500年の「釜の越桜」



釜の越桜を保存している功労者の方々と



肥料の説明を受ける理事長とプリンセス



雪国パパイヤ見学



立派なパパイヤにニッコリ





ページトップへ