2024年1月28日 12時01分
こんにちは。日本さくらの女王の油原さくらです。
昨年の12月5日に、福島県二本松市の龍泉寺さくら植樹式に参加して参りました。
1000年の歴史を持つ龍泉寺に到着し最初に目に入ったのが、本堂の横にそびえる
大きな一本のさくらでした。翔龍桜と呼ばれるエドヒガンサクラで、
龍泉寺のシンボルともなっています。
今回は、二本松市に新たなさくら名所を作るため、日本さくらの会が若木300本を寄贈し、
龍泉寺の裏山に植樹しました。裏山へは急な斜面の山道を登っていきます。前日の雨で
足場が悪い中でしたが、地域の方々は朝早くから植樹をされていました。
北風も吹く中、三保二本松市長、武田住職、檀家の方々のご出席のもと
植樹式が行われました。市長は「二本松市には多くのさくらの名所があり、
さくらは二本松市を象徴する木である。この龍泉寺の山も吉野の桜のように
新たな名所にしたい」という強い思いをお話されていました。
また私自身、女王として最後のさくら植樹の活動だったため、最後の活動を
「さくらの市」である二本松市で行うことができて大変光栄に思いました。
龍泉寺の裏山からは安達太良山も見えてとても眺めがよく、ここが桜の山に
なったらどんなに素敵だろうかと想像が膨らみました。智恵子抄に出てくる
安達太良山に因んだ歌を地域の方々が歌ってくださる楽しい時間でした。
また、植樹式に参加した際は募集段階だった龍泉寺の裏山の名前が、
公募により「龍泉寺華山公園」に決定したそうです。龍泉寺華山公園に植えた
さくらが元気に成長し、立派な花を咲かせることを心より願っております。
数年後の桜が咲く季節に、私もまた訪問したいと思っております。
2024年1月24日 14時48分
こんにちは。第29代日本さくらの女王の油原さくらです。
11月9日、日本さくらの会の理事長、事務局長と共に新たに衆議院議長に
就任された額賀福志郎衆議院議長を訪問しました。
東京オリンピックが開催された1964年、道路・河川改修・公園整備などによる
急激な開発で、多くの「さくら」が伐採され、衰退してしまいました。
それをきっかけに「さくら」の愛護・普及などを目的に、当時の船田 中 衆議院議長の
提唱により、公益財団法人日本さくらの会は設立されました。
それ以来、公益財団法人日本さくらの会は衆議院議長が会長となり、
設立以来約300万本の桜を植樹してまいりました。
日本さくらの会設立の経緯やこれまでの活動を額賀会長にお伝えし、
新たに日本さくらの会会長を務めていただくことご理解を得ました。
額賀会長は、日本でさくらが果たす役割は大きいと話されていました。
また細田博之前衆議院議長には、約2年間日本さくらの会会長を
お務めいただきました。ご冥福をお祈りします。
2024年1月24日 14時47分
こんにちは。日本さくらの女王の油原さくらです。
寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ずいぶん前のことになりますが、7月20日に、
大阪市北区扇町にある医誠会国際総合病院にて、
さくら植樹式に出席しました。
医療法人医誠会は昨年10月に、病院だけではなく劇場や
カフェなどのある複合施設として新病院を開設されました。
新病院開設に伴い、大阪扇町のさくらの名所を復活させるべく、
さくら120本が病院の周りを囲むように植樹され、そのうちの
50本を公益財団法人日本さくらの会が寄贈しました。
その植樹式に日本さくらの女王・プリンセスの3人全員で
参加いたしました。医誠会副理事長でもある第12代日本さくらの女王の
谷淑子様と、医師の第25代さくらプリンセスの谷美智子様が
温かく迎え入れてくださいました。
植樹式で谷副理事長は、「以前この街はさくらの名所として知られていた。
道路工事によりさくらは減ってしまったけれど、今回の植樹を通して
さくらの名所を復活したい」とお話されていました。
また外国人の方も多く来院されるので、外国人の方々に日本の医療と共に
さくらの良さも味わっていただけたら嬉しいと話しておられました。
植樹式では私もスピーチするお時間をいただき、「新たなさくらの
名所を目指す」という記念すべき第一歩となる植樹式に参加することが
できて嬉しい気持ちを伝えました。
植樹式の後は、i-Mallの外周をご案内いただき、参加者の皆様と一緒に散策しました。
複合施設の中には病院だけでなく劇場やカフェ、保育園などがありました。
本来の「病院」の概念が覆され、幅広い世代の人が訪れることができる場所だと感じ、
前田女王や金子プリンセスと「病気の有無に関わらず気軽に行ける場所ですね」
と話し、素晴らしい施設に驚きました。
今回は女王・プリンセスの先輩方とご一緒に活動をすることができ、大変光栄でした。
さくらの心を大切にし、さくらの名所を取り戻すためにご尽力されている姿に
大変感銘を受けました。そして私自身も、任期が終わった後もさくらの持つ力を
大切にこれからも人々に寄り添っていきたいと思うきっかけになりました。
この度は大変貴重な機会をありがとうございました。
さくらがすくすくと成長し、扇町のさくらの名所として多くの方々に
愛されることを心より願っております。
2024年1月14日 22時16分
こんにちは、第29代さくらプリンセスの金子暖佳です。
11月20日にホノルルさくらの女王・プリンセスの歓迎会を
行いました。ホノルルさくらの女王・プリンセスは、
「ホノルルさくら祭り」で日系女性を対象に選出されます。
女王・プリンセスのお話によると、武道、茶道、書道、
着物の知識など数々の日本文化を半年に渡って勉強するそうです。
当日は、女王さくらさんとまりんさんでハワイの
伝統衣装ムームーを着てお出迎えしました。ハワイからは
4名の女王・プリンセスがいらっしゃいました。
歓迎会では、まず初めにホノルルさくらの女王
サマンサさんが日本語で一生懸命スピーチしてくださり、
訪問国を尊重する姿勢に感銘を受けました。
その後、ホノルルの女王・プリンセスが
フラダンスを披露し、簡単なフラダンスを
体験することができました。実際に踊ってみると、
歌詞に合わせて波を表す動きや、赤子を抱くように
家族を表す動きなど、1つ1つの動きに意味が
込められていることに気が付きました。
更に歴代の日本さくらの女王が日本舞踊を披露し、
最後は参加者全員で円になって盆踊りを行いました。
今年8月に起きたマウイ島での山火事の復興寄付の
募金も行いました。ニュースや新聞で山火事によって
焼野原になってしまった様子を見て、私自身も
ショックを受けました。地震が頻繁に起こる日本で、
自然災害の恐ろしさを改めて感じるきっかけになりました。
マウイ島の皆さんが少しでも元の生活に戻ることが
できることを祈っております。
Hello, I am Haruka Kaneko, the 29th Japan Sakura Princess.
On November 20th, we held a welcome party for the Honolulu
Sakura Queen and Princess. The Honolulu Sakura Queen and
Princess are selected for Japanese-Hawaiian women at the Honolulu
Sakura Festival. They study some Japanese cultures such as
arts, tea ceremony, calligraphy, and kimono knowledge for six months.
On the day of the event, we welcomed them wearing traditional
Hawaiian costumes, Muumuu with Japan Sakura Queen, Sakura
and Marin. There were four queens and princesses from Hawaii.
At the welcome party, Samantha, the Hawaii Sakura queen,
gave a speech in Japanese, and I was impressed by her attitude
of respecting Japan. After that, queen and princess performed
a hula dance, and we were able to experience a simple hula dance.
When I danced, I realized that each movement had a meaning,
such as the movement to represent the waves according to the
lyrics, or the movement to represent the family like holding a baby.
In addition, Etsuko, the previous Japan Sakura queen performed
Japanese traditional dance and Bon Dance(Japanese traditional
dance), and at the end, all participants danced Bon Odori in the circle.
In the middle of the event, we raised funds for the reconstruction
of the wildfires in Maui Island that occurred in August this year.
I was shocked to see on the news and in the newspapers
how the wildfires had swept away. In Japan, a continent where
earthquakes occur frequently, I feel the horror of natural disasters
once again. I pray that everyone on Maui Island will be able to
return to their normal lives as much as possible.
2024年1月13日 22時46分
こんにちは。第29代日本さくらの女王の油原さくらです。
11月20日に、ハワイさくらの女王・プリンセス御一行の歓迎会が行われました。
日本を親善訪問されたのは、3月に行われたハワイでのさくら祭りで選出された、
第71代ハワイさくらの女王・プリンセスの皆様です。
日系女性を代表して日本文化を継承し、日本の伝統を学んでいます。
歓迎会では、第71代ハワイさくらの女王に選出されたSamantha女王による
日本語でのスピーチやフラダンスの披露があり、会場は大変盛り上がりました。
また第9代日本さくらの女王の佐藤さんが日本舞踊を披露してくださり、
その後第6代日本さくらの女王の新澤さんの唄に合わせて輪になり盆踊りをしました。
ハワイさくらの女王・プリンセス達は一生懸命踊りを練習し、とても上手に踊っていました。
全員で踊り、とても楽しいひと時を過ごしました。
当日はとても寒かったですが、会場全体が1つになりとても温かくなりました。
また今年の夏に起きたマウイ島山火事への募金を、日本さくらの会と
会場にいる方々から募り、会の最後にお渡ししました。
被災地の一日も早い復興を心より祈念しております。
Hello, I’m Sakura Yuhara, the 29th Japan Sakura Queen.
Queen and Princesses of 71th Annual Cherry Blossom Festival
in Honolulu, visited Tokyo in November. They learn and pass on
Japanese traditional culture.
On November 20th, we held the welcome party.
In the party, Queen Thamantha gave a speech in Japanese,
and all of them danced the hula. It was very wonderful.
Then 9th Japan Sakura Queen performed Nihon-Buyo,
traditional Japanese dance. It was so beautiful
and I wanted to be able to dance.
Then, we all did a bon dance to the song of 6th Japan Sakura Queen.
Queen and Princesses practiced hard and danced very well.
And, we gathered donations for the wildfires on Maui Island,
from people in the party and Japan Cherry Blossom Association.
I hope the Island will restore as soon as possible.
2024年1月8日 12時07分
こんにちは、第29代日本さくらの女王の油原さくらです。
10月3日に、シャペロンの方々が着付けレッスンを開催してくださり、
29代女王・プリンセスの3人で着付けを学びました。
さくらの女王での活動では振袖を着る機会が多く、以前から振袖への
興味が高まると同時に「いつか着付けをできるようになりたい」と
思うようになりました。女王・プリンセス同士の話の中でも
「着付けについて学びたい」という思いが強くあり、シャペロンの方々に
相談し着付けレッスンの場を設けていただきました。
今回は自分で自分の振袖を着られるようになるべく、着付けを教えていただきました。
実際に学んでみると、「着付け」は振袖を着る前から始まっていました。
振袖の中に着る肌襦袢や長襦袢が整っていないと、振袖を上手に着付けられても
崩れてしまいます。また、締め方や止め方が少しずれるだけでもしわが寄ってしまい、
微調整にとても苦労しました。しかしその分、自分で着ることができた時の達成感は
とても大きく、振袖の魅力をまた一つ知ることができた気がしました。
着付けの奥深さを知ると同時に、その難しさを実感した一日でした。
練習を重ね、今度はもっと上手に着付けできるようになりたいです。