2025年2月6日 11時51分
日本さくらの会女王委員会主催で「樹木医によるさくらの
勉強会と秋さくら鑑賞会」が杉浦女王も参加して、11月5日に
ホテルリステル新宿にて開催されました。
公益財団法人日本さくらの会の浅田事務局長は樹木医でもあり、
講師として以下のような内容のお話をしてくださいました。
「日本に野生するさくらは9種類、変品種を合わせると約100種類が
野生しています。さくらを植えるには、充分な植栽間隔を確保し
概ね10m間隔を確保して栄養をたっぷり与える必要があります。
さくらの傷み、枯れは大概が栄養不足によるものです。
植えた後もずっと施肥を与えて大きく育ててください。」
セミナーの後はリステル新宿の心づくしの昼食を頂き、新宿御苑を散策。
「秋ざくら」と「菊花壇展」を鑑賞しました。
秋ざくらは、小さく薄いピンク色の花びらを咲かせていました。
新宿御苑は、3つの庭園が巧みにデザインされ、明治を代表する
近代西洋庭園内では季節ごとに植物が鑑賞できます。
一方菊は日本に園芸品種が渡来したのは、平安時代の初めといわれています。
その後、明治元年に菊が皇室の紋章に定められました。明治37年より
新宿御苑でも菊の栽培が始まり昭和4年からは、観菊会も新宿御苑で
行われるようになり、今年も見事な菊の作品を観て楽しむことが
できました。