2023年9月25日 11時43分
23日はハンブルクの新聞社 Hamburger Abendblatt を訪問。
新聞掲載⽤の写真を撮っていただき、インタビューを受けました。
ハンブルクの初代プリンセスの選考会はこの新聞社で開催されたと伺い、
感無量でした。Scarlett女王は、選出後の気持ちや今後の意気込みを、
私はハンブルク市を訪れた感想や、女王活動、国際交流について質問を受けました。
インタビューを終えて、ハンブルク商⼯会議所にて副会⻑の Warning ⽒と対談、
エンゲルス・ハンブルク州議会第⼀副議⻑を表敬訪問致しました。Warning氏とは、
日本での選出大会の様子、ハンブルクと日本の今後の交流についてお話ししました。
さくらを通しての文化交流についてのご意見を伺うこともできました。
芳名帳に記帳し、名前が残ることに責任を感じました。
午後には、日本人作家のアートを展示しているMIKIKO SATO ギャラリー、
そしてチョコレートミュージアムに案内していただきました。
⼣⾷は日独交流に携わる方々10名ほどのお客様とともに加藤総領事主催の
レセプションにご招待いただき、総領事公邸に伺いました。ハンブルクのさくらの
歴史からこれからの日独親善のビジョンまで、ご参集の方とのお話を通じて学び、
考えることができました。これまで培われてきた日独の交流の実績を基に、
理念を次世代に繋いでいくことの大切さを実感しました。文化交流を通じて
築かれてきた人と人との繋がりはかけがえのないものです。今回の活動を通じて、
その文化交流を支えていらっしゃる方々から直接お話を伺えたことを大変嬉しく思います。
2023年9月21日 13時01分
午後はニベアとStefan Fink 工房を訪問しました。
ドイツに本拠地を置く化粧品会社ニベアでは、新商品の紹介をしていただき、
オリジナルハンドクリーム⽸の製作を体験しました。Scarlett女王とともに
写真を撮影して、ニベアの青い缶にプリントをしていただきました。
2人で活動した記憶が物として残ることも嬉しいです。
万年筆制作のStefan Fink 工房では、作業を⾒学し、これまでの作品を
ご紹介いただきました。ペンの作成には何ヶ月もの歳月を要し、
木には最大限のこだわりを貫いて1本のペンにします。国内外で人気の高い
ペンの裏側には製作者のこだわりが詰まっていることを感じました。
今日は人の温かさに触れ、職人のこだわりに触れ、感動と感激の1日となりました。
2023年9月19日 21時23分
5月22日にはハンブルク⽇本⼈学校を訪問し、生徒、先生方、保護者の皆様から
温かく迎え入れていただきました。生徒らが「ふるさと」「さくらさくら」
を合唱し、和太⿎の演奏を披露してくれました。私は、上海⽇本⼈学校で
6 年間お世話になった経験から、日本人学校の雰囲気がよみがえり、
感慨深い気持ちになりました。
生徒の皆さんからさくらについてや女王について質問されました。
それに答えたり、教室で皆さんと交流した時間は、私にとって
心暖まるかけがえのないものでした。
校長から、「生徒はこの日のために一丸となって、さくらの女王をおもてなし
するには何をすべきか、喜んでもらうにはどうしたらいいのかを自分たちで
考えました。練習も放課後の時間を使って自主的に行い、小学校低学年の
子どもたちは折り紙で花束を作ることを考えて自分たちで作りました。
先生は日頃から、必要なときにサポートをしますが、常に生徒を見守り、
生徒の自主性を尊重するよう心がけています。」というお話を伺いました。
生徒の皆さんの真っ直ぐで素直な眼差しと、その優しい心、そして温かい
おもてなしに感動の涙が止まりませんでした。
2023年9月15日 13時24分
ドイツ・ハンブルク市での活動3日目の5月21日には、4年ぶりの開催となる
ハンブルク日本フェスティバル(Japan festival)に参加しました。
ハンブルク日本フェスティバルは、ハンブルク独日協会と在ハンブルク
日本国総領事館が共催で行うイベントです。
和太鼓や三味線の演奏、剣道、居合道などの伝統武芸のデモンストレーション、
茶会などが行われました。また、折り紙や浴衣試着体験などの日本文化を
体験するブース、日本酒や盆栽、風呂敷などを販売するブースが設置され、
多くの人で賑わいました。
そして橋丸ハンブルク独日協会会長から、今日がデビューとなった
第4代ハンブルクさくらの女王Allegra-Scarlett Ternerさんとともに
ご紹介いただきました。加藤総領事は、「4年ぶりにハンブルクさくら祭りの
一環である日本フェスティバルが開催され喜ばしい。会場となった日本庭園を
手入れするプランテン・ウン・ブローメン様に感謝します。また、日本独自の
楽器や装束を実際に見聞し体験もできる伝統的なフェスティバルなので
日本文化を体感してほしい」というご挨拶をされました。
私はお茶会へ参加し、正客としておもてなしを受けました。日本庭園の
真ん中にある和室で開かれたお茶会は、凛とした雰囲気の中、ゆったり
とした時が流れ、私自身も日本文化を再認識する事が出来ました。
その後会場内を回り、アニメキャラクターのコスプレをして楽しむ方や、浴衣体験に
並ぶ大勢の方、道着を着て居合道や剣道を教えるドイツの方々を目にしました。
その光景から日本文化が海外で親しまれていること、愛されていることを実感し、
日本人としての喜びを感じました。当日は私も振袖を着て参加をしており、
多くの方から「Sehr Shön!」(とても綺麗ですね)とお声がけをいただき、
振袖という日本の伝統的な衣装に興味を持ってくださる方がたくさんいることを
嬉しく思いました。
多くの方が足を運び、大盛況となった日本フェスティバルに参加して、
これまで培われてきた日独交流の礎を実感する1日となりました。
On May 21, I participated in the Hamburg Japan Festival.
The Hamburg Japan Festival is an event co-organized by the
German-Japanese Society of Hamburg and the Consulate-General
of Japan in Hamburg.
The festival program included taiko and shamisen performances,
kendo, iaido, and a tea ceremony. There were also booths to experience
Japanese culture such as origami, yukata, Japanese sake, bonsai,
and furoshiki (wrapping cloth).
The President of the German-Japanese Society of Hamburg, Mr. Hashimaru,
gave a speech to the guests, and Scarlett Queen and I were introduced
in front of the people.
After that, I participated in a tea ceremony and was treated as a guest of honor.
The tea ceremony was held in a Japanese-style room in the middle of
a Japanese garden, where time flowed slowly.
Afterward, I went around the festival site and saw people enjoying cosplaying
as anime characters, many people lined up to try out yukata,
and German people teaching iaido and kendo. These sights made me realize that
Japanese culture is well known and loved overseas.
I was able to understand the deep relationship between Japan and
Germany that has been built up over the years.
2023年9月12日 10時26分
5月20日ハンブルクでの活動2日目。
ハンブルク独日協会主催第4代ハンブルクさくらの女王選抜大会が行われました。
新たな女王の誕生と門出をお祝いすることができることを嬉しく思います。
ハンブルクさくらの女王の選出大会では、食事をいただきながら審査が行われ、
出席者の歓談も交えながら夜7時から10時まで開催されます。候補者は皆の前で
自己PRを行い、審査員の質問にそれぞれ答えます。
日本のどのようなところに魅力を感じるか、女王としてハンブルク市を
広報するならば何をどうPRするか等の質問が投げかけられました。
和服で出場した方もおられ、候補者の4名は緊張しつつ笑顔をうかべ、
しっかりと質問に回答していました。
厳正なる審査の結果、第4代ハンブルクさくらの女王の栄誉に輝いたのは、
Allegra-Scarlett Terner さんです。私は新女王へクラウンを戴冠する
お役目をいただき、ハンブルク独日協会会長の橋丸様よりサッシュが
かけられ、新たな女王の誕生を共にお祝いしました。
新女王Scarlettさん、誠におめでとうございます。これから2年間、
ハンブルクさくらの女王としてハンブルク市と日本の架け橋となり、
日独交流の発展にご尽力されることを心より願っております。
2024年の春には日本を訪問し、日本さくらの会会長表敬をはじめ横浜市、
大阪市等各地を回られる予定です。
May 20, is the second day of activities in Hamburg.
The 4th Cherry Blossom Queen of Hamburg Selection was held
by the German-Japanese Society of Hamburg. I was very happy
to be able to celebrate the birth of a new queen.
Candidates promote themselves in front of everyone and answer
each of the jury’s questions. For example: How would you promote
Hamburg as a queen? Some of the candidates were dressed in kimono,
and they were nervous but smiling as they answered the questions.
After a tough judging process, Allegra-Scarlett Terner was crowned
the 4th Cherry Blossom Queen of Hamburg. I was given the role of
crowning the new queen, and the sash was worn by Mrs. Hashimaru,
president of the German-Japanese Society of Hamburg, to celebrate
the birth of the new queen. Congratulations to the new queen, Scarlett!
Over the next two years, she will be the Cherry Blossom Queen
of Hamburg and will be a bridge between Hamburg and Japan.
In the spring of 2024, she will visit Japan and meet the President
of the Japan Sakura Society, as well as visit Yokohama City,
Osaka City, and other cities.