2023年1月24日 11時02分
日本さくらの女王・プリンセスは選出されてから2年間活動します。
しかしながら卒業後もさくらの会の要請に応じて、さくらの広報活動の
お手伝いをする事があります。今回WAW! 2023年でも27代、28代の女王、
プリンセスが日本各地から応援に駆けつけました。
日頃から女王委員である初代、4代、6代、8代、9代の元女王達は、
後輩の活動を支えています。WAW! 2023年に於いては、森まさこ
内閣総理大臣補佐官からご依頼を頂いた直後から、総理官邸での打ち合わせや
さくらの会事務局での準備などを進めて来ました。行事当日はシャペロン(後見人)
として女王・プリンセス達に振袖着付けをし、所作や接遇の指導や、
現場とのマネージメントを行いました。
WAW!ではメインセッション、分科会の他に、毎回海外からのゲストに
日本文化の紹介や産品のアピールが行われます。2023年は古典芸能は
和泉流狂言、華道は池坊の活花展示、茶道は宗偏流時習軒がお茶席を設けました。
時習軒は第4代女王、第27代プリンセスが入門しているご縁で、
エチオピアからのゲストのお茶席入りを手伝いました。
書道の紹介では福島県在住の金澤翔子さんが揮毫のパフォーマンスを行いました。
今回の国際会議のように大きな催しの現場はいつもハプニングの連続で、
担当や時間の変更、導線の修正など、女王・プリンセス独自の判断が
難しい場面に度々遭遇しますが、シャペロンが臨機応変に対処し、
女王たちに無事にお役目を果たしてもらうことが出来ました。
2023年1月12日 11時56分
毎日寒いですがいかがお過ごしでしょうか。
第29代さくらプリンセスの金子暖佳です。
12月3日、国際女性会議WAW!に参加し、VIP接遇と分科会を拝聴しました。
国際女性会議WAW!は、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントを目的とし、
世界中の幅広い分野で活躍する女性トップリーダーを中心に、世界が直面する
様々な課題につき議論し、ジェンダー平等に向けた認知向上のための
取り組みを行っています。
開会式での岸田内閣総理大臣始め、森内閣総理大臣補佐官や
各国大統領・大臣による挨拶や、オープニング・セッションにおいて、
女性のジェンダー論や女性活躍に対する考えを聞くことができました。
私はマサゴス シンガポール社会・家庭振興大臣をご案内致しました。
大臣は温かく歓迎してくださり、写真を一緒に撮らせていただいたり、
秋田に訪問されたときの経験などについて話が弾みました。
分科会では、意思決定の場の30%に女性が参画することで企業改革が
起こりやすくなるというお話や、ジェンダー問題の解決のためには
女性だけではなく、男性の理解も必要であるというお話が聞けました。
クロージングセッションでは、若者が各分科会をとりまとめ、
若者の視点を交えて次のアクションの取り方について結論を発表していました。
若者が、女性が、大きな舞台に立ち発信することができる機会や、
世界中の考えを共有できる機会の重要性を感じました。私たちを
お招きくださった森まさこ内閣総理大臣補佐官に感謝いたします。
セッション後のレセプションでは、福島県産の食材を使った料理やお酒が出され、
海外からいらっしゃった方も楽しく過ごされていました。また、私達の着物や
小物にも興味を示していて、着物と浴衣の違いについてなどの質問を受けました。
海外のお客様と話をしていると、普段当たり前に思っているのとは違う視点を
発見することができます。
現在就職活動と並行しながら、プリンセス活動を行っています。
WAW!参加を契機として、女性として、若者としてどのような
社会貢献ができるかを常に考えながら活動に励んでまいります。
2023年1月10日 22時09分
昨日は成人の日。成人を迎えられた皆様おめでとうございます。
こんにちは。第29代日本さくらの女王の前田真鈴です。
昨年12月3日に国際女性会議WAW!!2022にお招きいただき、
各国の大統領や外務大臣をご案内する役目を頂きました。
国際女性会議では、ジェンダーにまつわる様々なテーマで
分科会が開催され、各国の現状や課題を踏まえながら
今後どのような取り組みをしていくべきか、白熱した議論が
繰り広げられました。その中で印象的だったのは、若者世代の
分科会です。「私たちはもう教育されています。若者世代の教育よりも、
今の世代が基盤を作る努力をしてほしい」という訴えに会場は、
ハッとしたような顔と、よく言ってくれたと言わんばかりの
拍手が巻き起こりました。力強い提言に感銘を受けつつも、
私自身もこれからの社会を担う一人として、できることを考え、
行動していきたいと強く感じました。
当日は議論の場だけでなく、日本文化を体験してもらう
サイドイベントが行われており、モンゴルの外務大臣をご案内しました。
書道ブースでは、世界で活躍されている書道家の金澤翔子さんが
「共に生きる」と力強く書く姿に目を奪われました。
茶道ブースでは、季節のお茶菓子と、お手前を振る舞って
くださいました。林外務大臣は「どちらも美味しかったが、
正座が大変だった」とおっしゃっていました。
ブースをまわった後はレセプションへ参加し、モンゴルのバトツェツェグ
外務大臣とゆっくりお話しすることができました。綺麗な衣装だねと
お褒めいただき、振袖も日本文化の1つであることや、桜についてお話しました。
その他にも、各国からいらっしゃった外務大臣、大統領の皆様と
お話しする機会があり、振袖、桜、そして日本、どれも大好きだと
言っていただき、改めて日本には美しい文化がたくさんあるのだと、
日本人として誇りに思いました。
そしてこの日は29代全員と、先代女王・プリンセスも駆けつけて
くださり計8名で参加しました。先代女王・プリンセスと
お会いすることができて嬉しい気持ちと、受け継いだ襷を
しっかりと次に繋げていこうとさらに気が引き締まりました。
2023年1月4日 12時44分
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします
こんにちは。第29代日本さくらの女王の油原さくらです。
12月3日 土曜日に、国際女性会議WAW!2022に参加いたしました。
WAW!は2014年から開催している国際会議で、
世界の様々な地域や国際機関から女性の分野で活躍する
トップ・リーダーが参加し、女性の活躍促進のための取組について
議論を行います。今回はコロナ後3年ぶりの開催となりました。
当日はグズニ・ヨハンネソン アイスランド大統領や、
シマ・バフース国連事務次長兼国連女性機関事務局長、
マイア・サンドゥ モルドバ共和国大統領も基調講演に駆けつけられました。
私はマイア・サンドゥ モルドバ大統領に随行する役割を果たしました。
サンドゥ氏は首相との会談やレセプションへの参加後すぐ帰国される程
ご多忙でしたが、日本さくらの女王の活動をお伝えすることができました。
「モルドバに桜は咲いていますか」とお伺いしたところ、「咲いていません。
ワシントンDCで華麗な桜を見たことがあります」と話されていました。
今回の会議では同世代の若者がそれぞれの分科会で活躍し、
クロージングセッションでは、多様な提言がされました。
特に「会議に参加させてもらえるのは特権階級だ。ここだけで話して
気持ちよくなっても意味がない。このことを認識しながら語り合うことが重要だ」
という言葉にはハッとさせられました。
また「女子高生がリーダーシップを持って活動する一方、『考える力のない若者』
というステレオタイプが依然として残っており、街頭での活動中やメディアで
否定的な言葉をかけられる」という参加者の言葉も印象的でした。
分科会を通して、「女性が議論の場に参加できる環境をしっかりと整えること」、
そして「問題を他人事ではなく自分事として、女性も議論に参加すること」が
重要だと実感いたしました。
お昼には「林芳正外務大臣主催レセプション」、閉会後には「森まさこ内閣
総理大臣補佐官・復興庁共催フェアウェル・レセプション」が開催されました。
基調講演者・登壇者、有識者が招待され、チェコに住む方やアフガニスタンに
住む方々など、世界各国の様々な職業をされている皆様とお話することができ、
大変貴重な機会でした。
また日本文化に親しむ機会が様々設けられ、茶道体験や狂言鑑賞の他に
振袖着付け体験もあり、日本さくらの会のシャペロンが、着付けをしました。
「振袖はきつかったけれど、美しい振袖を着られて嬉しかった」と話されていました。
そして、今回のWAW!では歴代の日本さくらの女王・さくらプリンセスも出席しました。
第27代日本さくらの女王竹中理沙子さんとさくらプリンセス三好果音さん
第28代日本さくらの女王志賀和佳奈さんとさくらプリンセス 吉田みのりさん、細田未央さん。
歴代女王・プリンセスと一緒に活動することができ、当時の思い出や
現在の様子などをお伺いし、とても刺激のある時間を過ごすことができました。
国際的に女性が議論する場を設け、若者も含めて議論し、世界各国の人と語り、
日本文化を紹介することができる場所がWAW!でした。
森まさこ先生始め、運営に携わってくださった方々に心より感謝申し上げます。