2024年10月10日 17時37分
東京駅から新幹線と車で3時間半、今日は蓮實理事長、浅田事務局長、
工藤女王委員と共に能登半島七尾市に来ました。新幹線を降りてから
七尾市までの道のりは震災の影響で悪路となっており、道路脇に見える
建物に被害も見えました。
秋とは思えない暖かさと綺麗な青空の下で、10月1日わくら千年桜プロジェクトの
植樹式が行われました。まず会場である公園をご案内頂きました。
七尾湾が望めるひらけた公園の空気はとても心地よく、どこか懐かしい
気持ちがしました。ところどころコンクリートが浮き上がっていたり、
未だ能登半島地震の爪痕が残っていると感じ、今日の植樹式への思いも
より一層強くなりました。昼食は北國新聞社社長の砂塚様、和倉温泉観光協会
会長の多田様達と能登半島の食材を使った美味しい洋食をご一緒し、
震災時のお話や復興に向けての今後の取り組みなどのお話を伺いました。
植樹式には七尾市の皆さん、地元の小学生、幼稚園生のお友達も一緒に
参加してくれました。暖かい日差しに照らされて、和やかな雰囲気の中、
さくらを植樹しました。公園が海に近いことから塩害に強いヤエベニオオシマが
選ばれました。予定では順次60本植えられるそうです。このさくらが
和倉の地にさらなる活気と癒しを与えて、能登半島復興のシンボルと
なるよう祈りながら、心を込めて土と水をかけました。
このような記念すべきプロジェクトの第一歩に携われたことを光栄に思い、
この素晴らしいプロジェクトのためにご尽力頂いた皆様に感謝申し上げます。
数年後和倉で満開になるさくらと能登という地に想いを馳せながら、
これからも活動を続けて参ります。