2012年11月30日 11時02分
日米さくら交流100周年、サンフランシスコ講和条約発効で日本が主権回復して60年という節目の年に、
ワシントンから里帰りした桜の植樹式が神奈川県海老名市で11月23日勤労感謝の日、雨の中行われました。
東日本大震災復興を「ともだち作戦」で支援した海軍厚木基地司令官、ワシントンに桜を贈るに当たり
力を尽くした高峰譲吉博士を映画に撮った市川徹監督、それから当日開校した森の楽校のアドバイザーで
歌手の白井貴子さんと共に日本さくらの女王もゲストで招かれました。
小林女王は「さくらの女王の務めは親善を深めることです。人と人の心が結びつくようなお手伝いを
して行きたい。」と挨拶。引き続き、スティーブン司令長官が「日本とアメリカの友情はゆるぎなく、
益々深まるでしょう」と挨拶されました。
あいにくの雨でしたが、植樹の間は奇跡的に雨がやみ、滞りなく里帰りの桜が植えられました。
1メートルほどの小さな苗木を大切に育てようとする海老名の人々の気持ちは熱く、
きっとその桜の木の持つ意味の大きさに負けないくらい大きく育ててくださるでしょう。