2011年12月13日 11時51分
11月7日、今回の全米さくらの女王来日のメインイベントともいえる被災地訪問で仙台へ行きました。
仮設住宅慰問の挨拶で、アリソンさんは「家も何もかもをなくしてしまうという経験をしたことが無いので、
皆さんのお気持ちは私には想像もつかないけれど、本当にお辛いでしょう…」と話したところで涙ぐみ、
心から相手をおもんばかるスピーチでした。被災者の痛みを忘れないために
一番大切な「共感する為の想像力」を彼女に教えてもらった気がしました。
「何人かの方が慰問にみえたけれど、こんなに親身になってくれた人は初めてです。」と
仮設住宅の皆さまが感激されていました。
2011年12月11日 22時40分
忙しい公式行事が続きましたが、ようやくフリーとなった日曜日。
まず銀座を訪れ、デパートを覗いたり、アンパンを買って歩行者天国でかじってみたり。
浅草ではちょうど秋田竿灯祭りが行われていて、子供歌舞伎や竿灯、ねぶたを鑑賞。
屋台の牛串をほおばりながらお祭りに酔いしれていました。
仲見世ではアリソンさんは招き猫を、エイドリアンさんは子供にせがまれたと、
浴衣と下駄をお土産に買われました。
「ようこそJAPAN」のCMはアメリカでも流れているのでしょうか。それで招き猫!?
夕食は土俵のある相撲茶屋へ。和食が大好きと寿司やちゃんこ鍋、焼き鳥を上手に召し上がっていました。
この日は人から見られる心配をしないで、普通の大学生に戻り、リフレッシュ。
日本の伝統文化を垣間見ることのできた自由時間を楽しんでいらっしゃいました。
でも、また明日からはハードスケジュールが待っています。
2011年12月5日 23時21分
日光東照宮では大勢の観光客のシャッターににっこり。
アリソンさんとエイドリアンさんはガイドの案内を聞きながら
世界遺産の建物を巡っては「ゴージャス!」とため息をついて見入っていました。
「将軍御座の間」にも立ち入らせてもらい、
江戸の風が身体を吹き抜けていったような感覚を覚えました。
3日間のライトアップの最終日に立ち会うことができ、
荘厳な五重ノ塔が光り輝きこの世のものとは思えない神々しさを醸し出していました。
日本さくらの会の強力サポーターが日光観光協会との連携プレーで
すばらしい接待をして下さり、アメリカからのお客様の心に残る一日になりました。
2011年12月1日 12時03分
続いて日光市長を表敬訪問。斎藤文夫市長は土曜日であるにもかかわらず
消防訓練後に消防士のいでたちで駆けつけて、女王一行を歓迎してくださいました。
スペーシアの車窓からも青いビニールシートのかけられた家がたくさんありましたが、
日光も震災の被害を受けたそうで、アリソンさんから心のこもったお見舞いが伝えられました。
日光市と姉妹都市のアメリカサウスダコタ州ラビット市から寄せられた
応援メッセージの書き込まれた日章旗が、市長室の壁に掲げられていましたが、
海の向こうでも応援してくれているということが励みになると市長もおっしゃていました。
2011年11月28日 23時22分
「日光江戸村」では忍者ショーや花魁ショーを見て、人力車に乗ったり、
お姫様に変身して写真を撮ってもらったりして、古い日本の文化を体験。
特にお姫様に変身できたことがとても楽しかったと満面の笑顔でした。
世界の有名な建物を忠実に縮小して展示している「東武ワールドスクエア」では
あっという間に世界一周。全米桜祭りのお膝元、ワシントン、ホワイトハウスの
ミニチュアを背景ではなく見下ろしながらという奇妙な感覚で記念写真を撮りました。
「来年は是非ワシントン桜祭りにいらして、本物の大きなホワイトハウスをご覧下さい。」と
100周年を迎える全米桜祭りに招待を受けました。