2023年2月9日 15時02分
こんにちは。第29代日本さくらの女王の油原さくらです。
11月11日、12日に長野県大町市の大町西小学校桜植樹セレモニーに
ご招待いただきました。
大町西小学校は、今年で創立150周年を迎え、校庭に植えられた桜たちも、
長い間「桜の木を守る会」の皆様はじめ地域の皆様に守られて、
毎年綺麗な桜の花を咲かせて来ました。
150周年という節目の年に、大町西小学校に新しい桜を植えて盛り上げていこうと、
クラウドファンディングで資金を集め、植樹式を開催することになりました。
日本さくらの女王をお招き頂くきっかけとなったのは何と「大船渡市」とのご縁でした。
東日本大震災の直後、長野県大町市から県会議員の諏訪光昭様をはじめとする
ボランティアが大船渡市で復興支援を行った際「日本さくらの女王」が
植栽した桜とその記念碑をご覧になり、日本さくらの会の素晴らしい活動を知ったそうです。
大町市でも桜にまつわる記念行事を開催する折には、是非日本さくらの女王を
招聘したいと考えられ、この度その意義深い植樹式にご招待いただくことになりました。
私は幼少期から大町市を訪問する機会があり、ご縁を感じていました。
今回の訪問で、大町市の皆様の桜への想い、大町市への想いを知ることができ、
より一層魅力を感じるようになりました。
大町市の紹介パンフレットを見てワクワクしながら乗っていた新幹線から降車すると、
長野県議会議員の諏訪光昭様にお出迎え頂きました。大町市に着くまでの道中では、
大町市や大町西小学校の歴史について教えて頂きました。特に、「戦争の時に
桜を見て出征した。大町市にまた帰ってこられた以上、地域のためにお手伝いをしたい」と
桜の木の害虫駆除を始められた地域の方のお話は印象的でした。
桜が地域の人達の心の拠り所になっているのだと感じました。
夕食会ではとても大きな歓迎のポスターが掲げられ、皆様の暖かいおもてなしに感動しました。
平成26年に受賞されたさくら功労者の表彰状もご掲示いただき、諏訪様や
「大町西小桜の木を守る会会長」伊藤彰一様をはじめ、大町市の皆様と共に談笑しました。