2024年11月21日 09時57分
2日目の植樹式は地域の方々も参加し、盛大に執り行われました。
日本さくらの会から佐渡市へ50本の宝くじさくらが送られ、
佐渡市よりお礼状を頂きました。お礼状は佐渡市の木である
アテビの木で作られたもので、その貴重さに感激しました。
参加者それぞれがスコップを持って植樹を体験し、記念写真を撮りながら
「さくらが咲く頃にまた訪れたい」と願いました。この植樹式は、佐渡金山の
世界遺産登録を記念するものであり、佐渡金山で働いていた方々が日本の発展に
寄与してきたことに対する感謝を込めて行われたことが印象深いです。
その後、特別天然記念物のトキに出会うことができました。野生のトキは
見ることが難しいかと諦めかけていた時、トキが田んぼで餌を探す姿を目にし、
初めて見る自然の中で生きるトキに感動しました。佐渡ではトキの生息地を
守るために地域一体となって取り組み、農薬の使用を控えるなど
工夫がなされているとのことです。トキミュージアムでは、トキを間近で
見られるほか、外来種のハダダトキも展示されており、トキの生態について
理解を深めることができました。
最後に、川村敏夫様のお墓を訪問しました。私自身はお目にかかったことは
ありませんが、川村様のご尽力により日本さくらの会と佐渡市の関係が
深まったと伺い、その熱い思いに心より感謝申し上げ、墓前に手を合わせて
参りました。
このたびは佐渡での植樹式に参加させて頂き、誠にありがとうございました。
温かく迎えてくださった地域の皆さまのおかげで、佐渡の豊かな自然と歴史に触れ、
たくさんの学びと感動を得ることができました。心より感謝申し上げます。