
2013年7月2日 12時19分
桜が日本からワシントンに送られ早100年が経ち、今ではワシントンDCのシンボルになっています。
毎年春にはみごとな花を咲かせ、何百万人もの観光客が訪れ、盛大な桜祭りが繰り広げられますが、
その中でも特に注目されているのが、全米州協議会(NCSS)の企画運営するさくらプリンセスプログラムです。
これは全米各州代表のさくらのプリンセスがワシントンDCに集まり様々なイベントに参加するもので、
小学校を訪問して子供たちと触れ合ったり、女性の自立についてのパネルディスカッションに参加したり、
軍の施設にてボランティア活動に参加したりする教育プログラムです。
そして一週間に亘るプリンセスプログラムの後、全米さくらの女王が誕生します。
今年も4月4日~14日、このプログラムに日本さくらの女王も招かれ、小林女王と
佐藤シャペロンの二人がワシントンDCを訪問しました。
これから数回に分け、ワシントン訪問のハイライトをお伝えします。



2013年6月30日 13時06分
23日はハンブルク最後の一日。市内モンブランショップから要請があり、訪問。
シャンパンで歓迎して下さいました。美しい万年筆のフォルムを見ていると、
近頃すっかり使わなくなった万年筆をもう一度使ってみようかと思えてきます。
上質なものを手にすると姿勢も伸びそうな気がしてきました。
きれいな字が書けるようになりますように!
最後の夜は独日協会ハンブルクの皆さんが送別会を開いてくださいました。
精力的に親善に努めてくれた日本さくらの女王をねぎらってくださり、
今後に続く友好を約束してくださいました。それに対して小林女王は滞在中に
密かに練習を重ねたドイツ語でお礼を述べ、出席者をうならせました。
5月が旬のホワイトアスパラガスをご馳走になりながら名残を惜しみました。
翌朝7時にホテルを出発し、25日早朝無事に羽田に到着。
長いようで短かったハンブルク親善訪問の旅を終えました。
2013年6月27日 10時06分
最後の表敬は経済副大臣。とてもおしゃべり好きな気さくな方で、
桜が大好きだとおっしゃっていました。小林女王はゲストブックに
「ここに来ることができて本当に嬉しいです。」とサインしていました。
夜には日本映画祭オープニングセレモニーに参加。
5日間にわたって日本映画80作品が上映される今年で14回目の
イベントだそうです。オープニングの「のぼうの城」上映に先立ち、
日本さくらの女王の紹介があり、日本文化に興味のある聴衆は
振り袖姿に興味津々でした。上映作品の監督や参加者も大勢
かけつけ、館内は熱気に溢れていました。
2013年6月26日 15時46分
次に州議会議長を表敬。二年前に伺ったときと同じカローラ・バイト女史が
にこやかに出迎えてくださいました。相変わらずエネルギッシュで、
「多様な行事にハンブルクで参加くださりありがとう。桜も散ってしまい、
お天気も悪いですが、楽しんでいって欲しい。」といたわって下さいました。
散った桜の代わりにバイト女史の笑顔が私たちを暖かくしてくれました。
引き続き昼食会にお招きくださり、途中退席されたのですが、
なんと2週間前に生まれた3番目のベビーに授乳のためだったそうです。
働く女性にはなんともうらやましい環境です。
2013年6月22日 23時06分
5月22日。この日は緊張の表敬訪問。州制のドイツで、ハンブルク市は
州と同格の特別行政区なのだとか。市長は州知事、市役所の各セクションは
省と同格ということで、経済大臣や文化大臣が存在します。
2年前訪問時に市長になられたばかりだったショルツ氏が、当時より貫録を増して
日独さくらの女王を迎えてくださいました。「日本とは本当に深いかかわりがあり、
特に貿易ではお互いに重要なパートナーです。経済大臣を通して関係強化を
はかっています。水素電池や風力発電に関して話し合いが進んでいます。」と
コメントがあったのに対し、小林女王は「私たちはさくらを通して国民レベルでの
交流を進めたいです。」と返答。そして、さくらの会会長伊吹文明衆議院議長の
親書を手渡しました。
その後市庁舎を案内してもらい、石造りの堅牢なお城のような建物に
歴史の重みを感じました。