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2013年4月26日 17時25分

京都大学植樹式2

翌12日は前日の雨が嘘のように晴れ、絶好の植樹日和になりました。
京都大学宇治キャンパスは自然科学系の研究所が集まっており、
吉田キャンパスの重厚な雰囲気とは違った近代的なイメージ。

宇治と桂キャンパスには少しずつさくらが増やされていますが、
今回新たに近所の人々にも喜んでもらえるようにと、宇治キャンパスの道路に沿った
敷地内に、御信桜、弁殿桜、寒桜、有明、胡蝶という5種類の桜が植えられました。

川瀬プリンセスが「元気に育って研究の息抜きに眺めて欲しい。」と挨拶し、
西本名誉教授が「そもそも宇治と桂キャンパスに桜が無いのが寂しくて、
イカリ消毒の黒澤会長に相談したところ、日本さくらの会を紹介してもらい、
イカリ消毒の援助を受け桜植樹の運びになりました。今年は宇治に植樹しましたが、
両キャンパスとも桜は少しずつ成長しています。今回記念碑には、「有教無類」と
したためました。教育の大切さを示す孔子の言葉で「教え有りて類無し」と読みます。」
と話されました。そしてイカリ消毒(株)と(財)日本さくらの会に感謝状が贈られました。

母校を愛する卒業生、在校生が集まり、地味ながらとても気持ちの良い植樹祭でした。

桜植樹



西本孝一京大名誉教授



挨拶をする川瀬プリンセス



有教無類の碑と



お礼に応える黒澤会長



記念撮影






京都大学宇治キャンパス

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2013年4月22日 18時40分

京都大学植樹式

桜前線は北上を続けていますが、昨日の東北では桜に雪が積もるほどの冷え込みだったそうです。
けなげに咲く桜もまた美しいものです。そして美しい桜を見るためにあちこちで植樹が行われています。

先月11日、京都大学宇治キャンパスで記念植樹式が行われました。
それに先立ち前日の10日、桜が開くにはまだ早かったのですが桜の木を求めて
東本願寺飛び地の「渉成園」へ。渉成園は徳川3代将軍の時代から続く
書院や茶室を備えた名園で小雨の中情緒たっぷりの京都を体感しました。

続いて梅見でにぎわう北野天満宮から平野神社へ。平野神社は紋が桜ということからも
わかるとおり50種400本の桜の園です。冬咲きの10月桜に出会うことが出来ました。

最後に長年(財)日本さくらの会の理事で技術顧問をして下さっていた桜守りの
16代佐野藤右衛門さんのお宅へ。藤右衛門さんが日本古来の個性豊かな
趣のある桜を大事に育てられているお庭を案内してくださいました。
これらには先々代、先代が全国を回り集めてきたものを大切に受け継ぐと同時に
16代自ら集めたものも含まれています。お庭はいつも解放されており、
時には篝火をたいたりすることも。桜と話しながら自然の営みと古来の文化の
多くを学んだという藤右衛門さんは今も薪でお風呂やお米を炊く本物の日本人です。

渉成園



お庭を背景に



膨らみ始めた桜



桜がご紋の平野神社



16代佐野藤右衛門さんのお庭でお話を伺う



佐野さんのお庭の桜


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2013年4月18日 18時58分

横浜市里帰りの桜植樹式

3月23日(土)横浜市栄区で「里帰りの桜植樹式と記念銘板除幕式」が開催され小林女王が招待されました。
日本からアメリカへ桜寄贈100周年を記念し、里帰りした桜が栄区の「本郷台駅」駅前広場に植栽されました。

式典の主催者は「本郷台小学校」の児童で、進行も全て児童代表が運営!
開幕の「琴演奏」には栄区長も加わり児童達と楽しく合奏。
また、ワシントンDCへ日本の桜が寄贈される事になった経緯が「児童劇」として上演され参加者も興味深々。
記念銘板の除幕式では小林女王が銘板を読み上げ、続いて「栄区音頭」を皆で踊り親交を深めました。
「里帰りの桜」を実質的に守り育てて行く児童達が主体となり、未来を感じさせるユニークで心温まる行事でした。

開会式で琴の演奏に加わった尾中区長



「桜寄贈物語」の児童劇



記念銘板の除幕式



銘板の文言を読み上げる小林女王



栄区長と子供達に囲まれて

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2013年4月16日 09時30分

初代会長へ墓前報告

1960年前後、日本の国土は開発の嵐により緑が破壊され、
国花さくらも衰退の憂き目にあっていました。これを心配した
当時の衆議院議長船田 中(ふなだ なか)氏が国会議員に声をかけ、
賛同した有志とともに設立されたのが(財)日本さくらの会です。
ちょうど東京オリンピックの開催された1964年のことでした。

日本さくらの会は4月1日、財団法人から公益財団法人に移行したので、
4月14日蓮実理事長が初代会長である船田中先生の墓前にこれを報告しました。
命日の4月12日にはさくらの会の行事が行われていたため、
2日後の14日の参拝となりました。

墓前参拝し報告する蓮実理事長

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2013年4月8日 15時05分

東日本大震災被災地復興祈念植樹式

3月30日土曜日 昨年に引き続き東日本大震災被災地復興祈念のさくらの植樹が、
福島県相馬市松川浦スポーツセンターに於いて行われました。

今年は「お~いお茶」でお馴染みの(株)伊藤園の自然や環境保存の社会貢献事業として実施されました。
当日は相馬市長および市職員、伊藤園執行役員および社員をはじめ被災された地元の皆様、
第24代日本さくらの女王、理事長、事務局長が参加して、さくらの若木を植樹しました。

大震災で被災された多くの方々が「さくらによって癒されますように、皆さんが元気を取り戻せますように」
という願いを込め100本のさくらを植樹しました。

冷たい海風が吹き、海に目を投じると未だにがれきになった船の残骸が目に入ります。
けれどもそれらを乗り越えた人々の穏やかな笑顔と笑い声に包まれた心温まる植樹式でした。

挨拶する相馬 ㈱伊藤園執行役員本部長



植樹に参加できる喜びを語る小林女王



さくらの若木を植樹



記念碑



植えた桜が育つように祈って記念撮影

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