
2023年5月24日 11時27分
午後は市庁舎へ。あいにく市長さんには公務があり面会が叶いませんでしたが、
文化・芸術担当のC. Maknani Sala Executive Directorが歓迎して下さいました。
とても気さくな方で、ハワイのおすすめのスポットやお土産等を教えてくださいました。
その後は、早速Maknaniさんがおすすめしてくださったイオラニ宮殿と
カメハメハ大王像を訪れました。イオラニ宮殿はホノルルに建つ米国唯一の宮殿で、
1959年にハワイ50番目の州としてアメリカに仲間入りするまでの約75年間、
ハワイの政治の中心地だった建物です。
宮殿内には大きな階段が広がり、ハワイ王国第一代目からの肖像画や、
世界中の王室からの贈答品がたくさん展示してありました。中には日本から
贈られた絵画もありました。1時間以上に渡るツアーに参加し、
今まで知らなかったハワイ王国の歴史に触れることができました。
夜は、ホテルのそばにあるイタリアンレストランに移動し、
第70代ハワイの女王・プリンセスたちとディナーを楽しみました。
今年1月に日本を訪問された皆様は、2日後(3月31日)に開催される
さくら祭りをもって1年の任期を終えられます。これまでのお互いの
活動内容の話だけでなく、私生活や趣味の話で盛り上がり、
仲を深めることができました。
2023年5月17日 12時57分
こんにちは。第28代日本さくらの女王の戸川馨です。
この度、第70回ハワイさくら祭り出席のため、
2023年3月29日~4月2日の日程で、ハワイ・ホノルルを訪問いたしました。
ハワイさくら祭りはホノルル日系人青年商工会議所(HJJCC)が主催し、
ハワイに住む若い日系人女性の中から毎年さくらの女王・プリンセスを
選出しています。日系人として生きる誇りを忘れず、自分のアイデンティティの
一部である日本文化への理解を深め、次世代に繋げていく女性を育てることを
目的に実施されています。
初日(3月29日)は朝に到着後、早速ホノルルにある日本カルチャーセンター
(Japanese Cultural Center of Hawaiʻi)を訪れました。
初めてハワイに移住した当時の日系移民の暮らしぶりや、第二次世界大戦中に
参戦した日系二世兵士たちの葛藤に触れ、ハワイと日本の深い歴史を
理解することができました。
2023年5月9日 15時04分
こんにちは。第 29 代日本さくらの女王の前田真鈴です。
3 月 24 日に広島県安佐南区で行われた「東京 2020 オリンピックパラリンピック聖火リレ
ー 記念植樹式」に参加しました。
植樹式の前に、日本さくらの会評議員である黒澤氏が取締役を務めるイカリホールディ
ングス株式会社へ表敬訪問に参りました。職員の方々に温かく迎え入れていただき、記念
撮影と歓談する時間をいただきました。職員の方々から環境に対する想いをお聞きし、
私も桜を通じた自然愛護や環境保全への関わり方を改めて考えるきっかけとなりました。
そして記念植樹式では、皆様の前でご挨拶をする機会をいただきました。祖父母が住む街
で子供の頃から何度も訪れている特別な場所であること、そして今回植樹される桜の木が
復興五輪の象徴として見る人に勇気を与えてほしいという思いをお話しました。
今回植樹された桜の木が成長していく姿を、帰省するたびに訪れて見守りたいと思います。
2021 年 3 月に福島県の J ヴィレッジから出発した聖火は、日本全国を駆け巡り、5 月には
終着点でもある広島市の平和記念公園に繋がりました。聖火リレーは「友情」「協力」「平和」
を象徴しています。そのシンボルが原爆投下から 76 年目に当たる広島県を通ることは世界
に向けて平和のメッセージとなり、未来に前進する力となったと思います。
今回植樹された桜の木は復興五輪の記憶の象徴として次の世代へ受け継がれ、見る人に
勇気と希望、桜の力強い生命力から生きる素晴らしさを感じさせてくれることを願っています。
2023年5月2日 13時01分
植樹式の後は、まず龍潭寺(りょうたんじ)に向かいました。
龍潭寺は多くの文化財があり、井伊直虎ゆかりの寺として有名です。
本堂の廊下は「うぐいす張り」で、歩くたびに「キュッキュッ」と音が鳴りました。
また、庭園を眺めながらゆっくりとした時を過ごしました。
次に、150余年の歴史を誇る老舗酒造会社花の舞酒造に向かいました。
名誉杜氏、静岡県杜氏組合会長の土田一仁様にご案内いただき、
仕込み水や米焼酎醸成所など、米焼酎を作るまでの過程を見学しました。
次に向かったのは久能山東照宮です。ロープウェイで東照宮へ向かい、
班に分かれてガイドさんに案内頂きました。久能山東照宮は、
NHK大河ドラマ「どうする家康」の徳川家康公が祀られている場所として有名です。
参加者の中には「どうする家康」を観ている方も多く、その話で盛り上がりました。
また、久能山東照宮にはさくらが多く咲いていました。日本さくらの会会員の方々は
博識な方々が多く、「寒緋桜」「大寒桜」「しだれ桜」など、東照宮内に咲く
さくらについてたくさん教えていただきました。私もさくらについて
もっと知識を習得したいと思いました。
今回のフレンドシップエクスカーションを通して日本さくらの会会員の方々と
直接お話することができたことも嬉しく、またたくさんのことを吸収できた1日となりました。
日本さくらの女王としての活動はあと約1年となりましたが、
今回のフレンドシップエクスカーションで学んだことを忘れず、
更に身を引き締めて活動していきたいです。
日本さくらの会会員の皆様や、いつも活動を支えてくださる皆様、
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
2023年4月27日 12時01分
皆様こんにちは。日本さくらの女王の油原さくらです。
今回のフレンドシップエクスカーションでは、私は8日のホテルリステル浜名湖での
植樹式から参加いたしました。植樹式では、三ケ日観光協会会長、中村健二様の
スピーチがとても印象的でした。
「海外に留学した時、外国人に『日本人はなぜお花見をするのか?』
『なぜ梅ではなくさくらなのか?』と聞かれたが、答えられなかった。」
「その『なぜさくらなのか?』を考える時にいつも思い浮かべていたのは、
父とよく見て楽しんでいたこの『三ケ日のさくら』だった。今回の植樹式で、
この思い出深いさくら並木が復活すると思うと本当に嬉しい。」
というものでした。この話を聞いて感動し、私は自然と涙を流していました。
そして、私自身、「なぜさくらなのか?」と考えるようになりました。
「お花見はなぜ梅ではなくさくらなのか?」への答えを調べてみると、
歴史的な由来や、さくらの語源そのものの由来などが挙げられるそうです。
しかし根幹には、「さくらには、『あの時』の『あの人』との思い出がつまっている」
ということです。さくらを見るだけで「誰か」との「あの時」の思い出が蘇り、
さくらが毎年咲くことで、さくらが人々の心の拠り所になる。だからこそ私達は
お花見をして、毎年さくらを見て安心し、思い出を新たに作っていくのではないかと思います。
そのような誰かを思う「思いやりの心」は、日本人の心を象徴しているのではないでしょうか。
このような「日本人の心」を象徴するさくらを国内外に広める役割を果たせている
ということに誇りを持ち、今後とも発信していきたいです。
また、「瀬戸のさくら復活プロジェクト実行委員会」は、今後もさくらの植樹や
老木の植え替えに取り組んでいくそうです。1年を通してさくらの手入れや
植え替えをしてくださる地域の方々への感謝を忘れずに、
植樹したさくらがすくすくと育っていくことを心から願っております。
当日の様子は、静岡テレビ・静岡新聞にもご紹介・ご掲載いただきました。