
2014年12月26日 23時23分
その夜遅く日本大使館を後にし、途中満天の星空が眺められる場所で
ひと時天体ショーを楽しみました。モンゴルでは降るような星々を見ることが
出来るそうですが、今回は雨や曇りの日が多く、この時ようやく
空の半分にきらめく星空をくっきり見ることが出来ました。流れ星もいくつか流れ、
思い出深い旅を更に印象深くしてくれました。
最後に空港で解団式を行い、モンゴルツアーは滞りなく終了しました。
2014年12月21日 17時00分
夕方テレルジ国立公園を後にして、ウランバートル市内へ戻り、日本大使館を表敬。
清水大使は「たまたま骨董市で手に入れた百人一首の画集に今日お越しいただいた
安倍洋子さんのお父様である岸信介首相のサインが記されており、
今日のご縁を感じております。」と挨拶され、美しい画集をお披露目くださいました。
その後モンゴルの伝統的な歌唱法ホーミーや民族音楽でもてなして下さいました。
ホーミーは本当に不思議な現象で、うなり声のような低い声と, 非常に甲高い声の
2つの音が同時に一人の口から流れてくるのです。まるで異次元の世界に迷い込んだ
気分にさせてくれます。
2014年12月19日 22時06分
2014年12月17日 18時11分
南に作られた玄関からゲルの中に入ると、正面には祭壇が。
左手は男性の、右手が女性の席と決まっているそうです。
テーブルには歓迎のお菓子が盛られ、お茶や遊牧民の
夏のタンパク源である乳製品、ピザ生地のようなパイ、
そして馬乳酒でもてなして下さいました。
乳製品は牛、馬、羊の乳から自分たちで作るそうで、放牧している
何百頭もの家畜の顔を全部覚えているとのこと。
遊牧民の家畜との共同生活の一端をうかがい知ることが出来た貴重な体験でした。
2014年12月15日 22時35分
モンゴルでは今も人口の半分近くが遊牧生活を送っているとか。
遊牧民の住所は○○県だけで、郵便物などはその県の郵便局に
自分で取りに行くとか、学校へも物凄い時間をかけて通う一方、
最近では勝手にゲルの周りを囲って自分の私有地にしてしまう家族も
都市の付近ではあるというようなことをガイドさんから聞きながら、
舗装されていない道をバスはゆっくり進み、モンゴルの移動式住居「ゲル」を訪問。
柱を2本立て、屋根から梁を渡し、蛇腹式の壁を広げて丸く囲い、
フェルトで覆ってカバーを掛けたら出来上がり。零下40度にもなる冬を
過ごせるのか心配になるくらい簡単な造りですが、案外暖かいそうです。