2012年6月22日 14時48分
日米友好親善の桜寄贈に貢献した高峰譲吉博士の偉業を称え、寄贈100周年を記念して「ワシントンの桜・
里帰り事業」が計画され2010年に実行委員会が組織されました。2011年3月に米国から日本に到着した
桜の穂木は母樹園で立派な若木に成長し、今年5月15日に博士の故郷である金沢市と生誕の地高岡市で
「ワシントンの桜・里帰り事業記念植樹式」が開催されました。式典には植樹式に参加のため来日の
ワシントンさくらのプリンセス、メリッサ・ユーセフさんとNCSS(全米州協議会)会長のウイリアム氏、
日本さくらの女王、日本さくらの会役員が招かれ、実行委員長である北國新聞社会長、石川県知事、
金沢市長、高岡市長、高峰博士の縁者達と共に未来へ向けての想いを込めて「里帰りの桜」を植樹しました。
里帰りの桜が植栽された金沢城址公園も、高岡市高峰公園も市民の憩いの場として親しまれており、
常に桜の成長を見守る事が出来るところです。両市では折に触れて高峰博士の偉業を次世代に伝えていく
機会を設けています。里帰りの桜と共に高峰博士の国際親善への想いも大きく広がり育つことでしょう。