日本さくらの女王

2021年7月9日 14時07分

全米さくらの女王選出大会へメーッセージ

昨年は中止されて、この春も延期されていた全米さくらの女王選出大会が
3か月遅れて6月11日に行われることになりました。
選出大会には一連のプログラムが組まれていて、大会に出場する
全米各州の代表になったプリンセス達が参加します。
5日には日本から贈られた灯篭に火を入れる「ランタンセレモニー」が行われ、
今年は縮小されたものの、他にも日本文化を学ぶ生け花講習会や折り紙を学んだり、
自分を表現するためのファッションショーが行われたり、
日本人の戦争捕虜施設へ慰霊に行ったり、様々な行事を経て
最終的に女王選出大会に臨みます。
しかし、選出方法はとても特徴的!大きなホイールを回して、
止まった針が示している州の代表が女王になるのです。

このプログラムを主催するNCSS(National Conference of State Societies)から
日本さくらの女王も招かれましたが、ハワイ同様渡米が許される状況ではなかったので、
再びビデオメッセージを送ることにしました。

戸川女王は新しい友人に出会える素晴らしさ、バージニアに住んでいた幼少のころに
さくら祭りのパレードを見てあこがれていたことが日本さくらの女王になりたいと
思ったきっかけだったことや、まもなく誕生する新しい女王といつか一緒に
日米の懸け橋になりたいとメッセージを送りました。

志賀女王はこの困難な中でグランドボウルが開催された事を心から喜んでいる。
なぜならさくらの女王として皆さんとつながれるから。いつか一緒にさくらの
美しさを世界に広めたいと話しました。

2人とも心を込めた流ちょうな英語で話したので、思いは十分に全米のプリンセス達に
伝わったことでしょう。

その後駐米の塚田公使が回したホイールの矢はミズーリ州を指し、
ハンナ・シュワルツさんが女王に選ばれました。

戸川女王



志賀女王



新女王のミズーリ州代表ハンナさん




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