日本さくらの女王

2022年12月16日 13時12分

大船渡市市政70周年記念式典

こんにちは、第29代さくらプリンセスの金子暖佳です。

10月13日に岩手県大船渡市市政70周年記念式典に参加して参りました。

大船渡市とさくらの会のご縁は「勝久会」という医療施設を運営する団体の、
木川田理事長が中心となって2003年から開始された国際親善桜植樹式が始まりです。
植樹式には年ごとにマレーシア、ベトナム、インドネシア等の大使や
インターナショナルさくらプリンセスと共に日本さくらの女王がお招きに預かり
交流を深めています。震災の3年後からも復興支援として植樹式は継続されて
人々を励ましています。

大船渡市には式典前日の夕方に到着し、勝久会の方にご挨拶致しました。
ご縁の発端である木川田理事長は2年前に亡くなられましたが、
役員の方々に植樹式の様子や思い出などを伺い、大船渡市発展の
歴史についてもお話をお聞きできました。

大船渡市は海産物が名物ということで、夜はお鮨を頂きました。
お鮨屋さんのご主人が「東日本大震災で一度桜が流された。
でも、また桜を見ることができて、桜が復興の証だと感じる。」と
話され、胸が熱くなりました。

11年前、まだ小学校3年生だった私は下校途中で、山手線の中で地震に遭いました。
何度か余震があった中、駅から家まで何時間もかけて帰宅しました。
私の父も仕事で仙台に居り、空港もしばらく使うことができず、
ようやく移動できるようになった時は、変わり果てた街の姿に絶句したそうです。

今回初めて大船渡市を訪れて、道路も整備され、多くの建物がきれいに
立ち並んでいる様子が印象に残りました。また、地域の方に直接お会いし
文化に触れる機会を得ることが出来、身近に東北復興を感じられました。

勝久会の役員の方々と



交通システム「BRT」で気仙沼から大船渡へ移動



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