2023年8月24日 11時47分
こんにちは。日本さくらの女王の油原さくらです。
第29代日本さくらの女王に選出された際にお振袖をいただきました。
とても嬉しかったと同時に、日本さくらの女王としての責任の重さを実感致しました。
就任から1年半の間に首相表敬訪問やワシントンのさくらまつりパレードで着用させて
もらったのでその感謝をお伝えするべく、7月28日に呉服の株式会社藤安様にお礼に
伺いました。藤安様が日本さくらの女王に毎回お振袖一式を贈呈くださっているのです。
各地での活動の写真を見ていただきながらその時の感想をお話致しました。
望月社長とお話しているときに印象的だったのが、若者が振袖に触れる機会が
減っているということです。成人式だけでなく友人の結婚式や冠婚葬祭など
着物を着る機会が多かった30年ほど前に比べ、現代は成人式で着る程度。
振袖を購入せずレンタルする人が多くなり、着物の保存法やたたみ方の知識も
受け継がれることがなくなり、着付けができる人も少なくなりました。
このような風潮が続けば、振袖文化が消滅してしまうかもしれません。
しかし、今までの女王活動で外国の方々と話す中で、「着物は日本人の素晴らしい
伝統文化だ」「私も着物を着てみたい」という声をたくさん聞き、振袖は
日本の守るべき伝統文化であることを実感してきました。
「日本の中にいる日本人は、日本文化が凝縮された振袖の良さに中々気づかない」
望月社長の特に印象的だった言葉です。
日本さくらの女王は振袖を着て人々の前で振舞います。日本人にも振袖の良さを
改めて知っていただけるよう、そして振袖文化が守り伝えられるよう微力ながら
お手伝いしていきたいです。
(株)藤安様、大変豪華なお振袖一式を日本さくらの女王に贈呈いただきましたことを
改めて感謝申し上げます。そして貴重なお話の機会をありがとうございました。