
2025年6月20日 12時02分
6月12日に衆議院議長公邸にて全米さくらの女王歓迎会が開催されました。
昨年は全米さくら祭りに参加させて頂きましたが、今年選出された
新女王マリサ・ボワカムさんとお会いするのは初めての機会でした。
マリサ女王は、この春ワシントンでさくら祭りに参加していた片山女王と
神戸プリンセスから伺っていた通りの笑顔が素敵な明るい方で、
日本語で「さくらは春の訪れや新しいスタートだけでなく、
今の時間を大切にすることを思い出させてくれます」とスピーチをされ、
国境を越えたさくらへの想いに心が動かされました。
早稲田大学に1年間留学されたご経験があるそうで、ラーメンや油そばも
大好きと伺いました。お寿司以外にも日本のさまざまな魅力が伝わっており、
嬉しく思います。
また、昨年ワシントンD.C.で大変お世話になった昭子女史や、
イサペラシャペロンとも再会することができました。
これまで静岡や福島など各地でご一緒させていただいた皆様も歓迎会に
ご参会くださり、ひとつひとつの活動すべてが本当に多くの方々に
支えられていることを改めて認識するとても貴重な時間となりました。
歓迎会終了後は、片山女王の振袖とマリサ女王のホワイトドレスを交換する
日米礼装交換体験などを通じて交流を深められたそうで、おふたりの
楽しそうな姿に私も温かい気持ちをお裾分けいただきました。
明日からも多様なスケジュールが組まれているとのことで、
素晴らしい2週間の日本滞在になりますようお祈り申し上げます。
杉浦美桜里
2025年6月10日 12時11分
さくらプリンセスの神戸さくら呼です。
6月7日にリステル猪苗代の創業者である鈴木長治社主の
92歳のお誕生日会に参加させていただきました。
鈴木長治社主は、永らく日本さくらの会の評議員として
さくらの植樹やさくらを通じての国際親善交流会にご尽力なさいました。
お孫さんの鈴木花えでさんは、さくらジュニアプリンセスです。
本年は4月に「復興のさくら植樹式」を開催され、元復興大臣や
衆参両院の議員福島県副知事などが出席なさいました。
祝賀会の発起人である舘ひろしさんをはじめ、多くの著名な来賓の方々と
共に立ち会えたことを心から光栄に思っています。工藤シャペロンが
お祝いの言葉を述べられ、私は花束を贈呈する栄に浴しました。
リステル猪苗代には、昨年4月に「リステル猪苗代国際親善桜植樹式」で
コルスンスキー駐日ウクライナ大使とともに伺って以来、2度目の訪問です。
その時は、菜の花が一面に咲き誇る春の風景でしたが、今回は美しい
ポピーがホテルまでの道のりを彩っていました。
お誕生日会の幕開けには、鈴木社主の人生を振り返る映像が上映されました。
創業からの歩み、バブル崩壊や東日本大震災、そしてコロナ禍という未曽有の
困難を乗り越えてきたその姿に、心からの尊敬と感動を覚えました。
そんな中で特に心に残ったのは、鈴木社主の名言のひとつ、「究極を極めろ」
という言葉です。「まずは自分の中の“究極”を極めなさい。そうすれば、
お客様が利益という形で評価してくれる。」ビジネスを始める時、多くの人が
「利益が出るかどうか」を先に考えてしまいがちですが、鈴木社主の考え方は
その本質に問いかけるようでした。「まず自分が納得できるものを突き詰めること」
こそが、真の信頼や成功に繋がるのだと気づくことができました。
リステルグループは今や国内外で成長を続ける大企業ですが、福島への愛と責任を
決して忘れていません。地元住民との交流を大切にし、汚水が猪苗代湖に
流れないよう大規模な浄化装置を導入するなど、環境への配慮にも
徹底した姿勢を貫いています。
そしてその志は、御子息である鈴木社長にも確かに受け継がれ、
福島の復興や地域貢献にも力を注がれています。単なる経営ではなく、
地域とともに歩む姿勢に、企業が人々に寄り添いながら成長していくとは
どういうことなのか、その大切さを感じさせられました。
改めまして、鈴木社主、お誕生日本当におめでとうございます。
そして、リステルという大切な学びと温もりをくださる場所に
また出会えたことに、心から感謝いたします。
2025年5月17日 17時26分
福島県のホテルリステル猪苗代は1998年から毎年世界各国の大使を招き、
これまでに40本以上のさくらを植樹してこられました。
今年は福島県の震災復興を祈念した植樹式が4月28日に行われ、
工藤シャペロンと共にお招きを受けました。
東京では春も終わりが近づく頃でしたが、猪苗代ではちょうど
満開の桜に迎えられ、雄大な景色と綺麗な空気に包まれて
自然と深呼吸したくなりました。
宇野復興庁事務次官・渡辺元復興大臣・二瓶猪苗代町長らの挨拶ののち、
特別な2本のしだれ桜を植樹しました。来年もその先もずっと無事に
花を咲かせ皆様に楽しんでいただけますようにと願いを込めました。
植樹式の後は、隣接する観音寺川を散策。折しも素晴らしい桜吹雪の
下を歩くことが出来ました。
続いて北塩原村を表敬訪問しました。その際、遠藤村長より、
近年オーバーツーリズムが問題視される一方で福島県では人口減少が
深刻化していることを伺いました。福島県には学生時代から
観光に来ており、人の温かさや豊かな自然と共にさくらの名所としての
魅力も世界中の人々に伝わるように活動を続けていきたいと強く思いました。
また、在宅復帰へのリハビリテーションをサポートする、リステルグループの
医療法人ケアテルを訪問。コンセプトは「ケアできるホテル」というだけあり、
猪苗代町内初の人工透析設備併設のゆったりした診療所でした。
リステルグループは、他にも認可保育園やデイサービスセンター、
介護付有料老人ホームなど多くの施設を運営されており、
地域へ貢献される姿に感銘を受けました。
翌日は鶴ヶ城天守閣にて、福島県会津若松市を中心とする会津藩の
少年兵部隊である白虎隊や、会津藩の武士が身に着けていた兜の展示を
見学しながら、リステルグループの鈴木社長とお話させていただける
貴重な時間を頂戴しました。教科書で読むだけでなく、
現地の方から聞くお話はより心に残るものとなりました。
帰りの新幹線では、鈴木社長が小池菓子舗の名物、出来立てあわまんじゅうを
お裾分けくださり、優しい甘さが心身に染み渡りました。
植樹式で頂いたお花は、今も自宅で大切に飾っており、毎日癒されています。
改めてご招待いただいたホテルリステル猪苗代様に御礼申し上げます。
2025年3月7日 12時39分
2月7日さくらの会の祝賀会などに協賛いただいている関係で
「第3回くずまきワインパーティー in ホテルニューオータニ
with 茂木町」に参加致しました。
昨年のパーティーは、私がプリンセスに選ばれた選出大会の日に、
同じホテルニューオータニで開催されていたそうで、巡り合わせを感じます。
くずまきワインの歴史は、1979年に当時の葛巻町長が、地域の活性化を
目的として山ぶどうを活用することを試みたことに始まるそうです。
過疎化や高齢化といった地域課題がある中で、町にある資源に着目し、
それを最大限に活かせるよう教育や努力を重ねてきた葛巻町民の想いが、
現在のくずまきワインの成功へとつながっているのだと感じました。
くずまきワインが数々の賞を受賞し、多くの人々に愛されていることを、
大変嬉しく思います。
パーティーは、さくらワインで幕を開け、葛巻町や茂木町の特産品を
使用した料理が振舞われました。さくらワインは、スパークリングの
爽やかさがありつつも、深みのある味わいが特徴的でした。
九戸村の若鶏を使ったバターチキンカレーや、茂木町の柚子を使った
ゼリーは絶品で、地域の恵みを存分に堪能することができました。
また、パーティーには葛巻町の鈴木重男町長をはじめ、「日本ワインを
愛する会」の辰巳琢郎会長、さらには国会議員の先生方など、多くの
来賓が参加されていました。皆様と直接お話をさせていただき、
大変貴重な時間を過ごすことができました。
今回のパーティーを通じて、くずまきワインの魅力だけでなく、
地域活性化にかける人々の熱意にも触れることができました。
これからも、こうした素晴らしい取り組みを多くの方々に
知っていただけるよう、私自身も微力ながら応援していきたいと思います。
神戸さくら呼
2025年2月6日 11時51分
日本さくらの会女王委員会主催で「樹木医によるさくらの
勉強会と秋さくら鑑賞会」が杉浦女王も参加して、11月5日に
ホテルリステル新宿にて開催されました。
公益財団法人日本さくらの会の浅田事務局長は樹木医でもあり、
講師として以下のような内容のお話をしてくださいました。
「日本に野生するさくらは9種類、変品種を合わせると約100種類が
野生しています。さくらを植えるには、充分な植栽間隔を確保し
概ね10m間隔を確保して栄養をたっぷり与える必要があります。
さくらの傷み、枯れは大概が栄養不足によるものです。
植えた後もずっと施肥を与えて大きく育ててください。」
セミナーの後はリステル新宿の心づくしの昼食を頂き、新宿御苑を散策。
「秋ざくら」と「菊花壇展」を鑑賞しました。
秋ざくらは、小さく薄いピンク色の花びらを咲かせていました。
新宿御苑は、3つの庭園が巧みにデザインされ、明治を代表する
近代西洋庭園内では季節ごとに植物が鑑賞できます。
一方菊は日本に園芸品種が渡来したのは、平安時代の初めといわれています。
その後、明治元年に菊が皇室の紋章に定められました。明治37年より
新宿御苑でも菊の栽培が始まり昭和4年からは、観菊会も新宿御苑で
行われるようになり、今年も見事な菊の作品を観て楽しむことが
できました。