日本さくらの女王

2022年5月11日 14時38分

シドモア女史墓前祭

3月28日「シドモア桜の会横浜」が主催する「シドモア女史墓前祭」に前田女王が出席しました。
シドモア桜の会横浜は、1912年に日米友好のしるしとして日本から米国にさくらが贈られたきっかけを
作った「エリザ・シドモア」を顕彰する団体です。ナショナルジオグラフィックの記者でもあった
シドモア女史は明治初期から度々日本を訪問し、日本文化やさくらに惹かれ、日本について
いくつかの著書を残しています。

この美しいさくらを米国の首都ワシントンDCに植えたいと願い、20年を超える努力の結果
1912年に日本から3000本のさくらが寄贈され、タフト大統領夫人がポトマック河畔に
最初の1本を植えました。今では世界的なさくらの名所となり、春には全米桜祭りが開催されています。

シドモア桜の会横浜は横浜外人墓地に眠るシドモア女史の偉業を讃え、毎年墓前祭を行っています。
2022年は米国にさくらが寄贈されて110年の記念の年ですので、墓前祭にはさくら寄贈に関わった
多くの方々が招かれました。式典ではシドモア桜の会横浜の梅田代表理事が歴史の説明をされ、
次々と献花が行われました。墓前には米国からの「里帰りのさくら」が満開で、
前田女王もさくらの前で参加者と記念撮影をしました。

式典後の昼食会では前田女王が、女王として選出されてから初めてのスピーチをしました。
懇談の場では女王選出の経緯や女王になった感想、抱負などを尋ねられ、しっかりと応答していました。
28日は晴天に恵まれ、さくらのえにしで結ばれた方々に囲まれ、
前田女王にとって素晴らしいデビューの一日となりました。

墓前に献花



墓前に植樹



モニュメント横に植樹



皆さまにご挨拶




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