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2024年2月10日 11時29分

2年間の任期を終えて 油原さくら

皆様こんにちは。第29代日本さくらの女王の油原さくらです。
本日は選出大会にお集りいただきましてありがとうございます。
また選出大会の最後に29代のスピーチの場を設けて頂き光栄です。

名前がさくらで、さくら、さくら…と2年間日本さくらの女王として
さくらにたくさん囲まれた幸せな日々を過ごすことができました。

その間たくさんの方々との出会いがありました。国が違ったり、育ってきた
背景が違ったり本当に様々な方々との出会いがありましたが、さくらを通して
理解しあえたということを実感しております。

この2年間さくらに関わる皆様と共に活動をした中で一番感じたことは、
「さくらには人と人とを結ぶ力がある」ということです。

廃校してしまう小学校を訪れたことがありました。その小学校では
「なんとかその小学校を『地域の居場所』として残していきたい」という
地域の方々の思いによって、インターネット上で資金を集めさくら植樹を
行うことになりました。そして植樹式当日には小学校に老若男女多くの
方が集まり、子どもたちと手を取りながら、一緒に桜木を持ち上げて
さくらを植えたことがとても思い出深く残っています。
このような経験を通して、さくらは人の心の拠り所になる、人と人とを
繋いでくれると実感してまいりました。

先日の能登半島地震の被災地や、まださくらが有名ではない場所にも
さくらが咲き続けることを願っています。

そしてこの2年間の活動は、私一人では成し遂げることができませんでした。
前田女王や金子プリンセス、そして着付けをしてくださったり、スピーチの
添削をしてくださったり、「素晴らしいふるまいだったよ」と励まし
サポートしてくださったシャペロンの皆様のおかげです。
そして日本さくらの会の皆様や関わってくださった全ての方々のおかげで、
つつがなく任期を終えることができました。本当にありがとうございます。

「さくらには人と人を結ぶ力がある」そう信じて、これからもさくらを
支えてくださっている方や、裏側でご尽力されている方々の思いを、
ことばを通して伝えていきたいと思っております。そしてこれからも
ずっと世界中でさくらが咲き続けていくことを願っております。

2年間ブログをご覧いただきましてありがとうございました。
拙い文章でしたが、活動で感じたことや出会った方々の強い思いが、
お読みくださった皆様に少しでも伝わっていれば幸いです。

2024年2月3日をもちまして、第29代日本さくらの女王としての
活動は終了いたしましたが、今後はお世話になった皆様に恩返しできるよう、
何らかの形でさくらと関わり続けたいと思っております。

新しく選出された30代の女王・プリンセスも、素晴らしい個性を
持っていらっしゃいますので、引き続き応援をお願いいたします。

2年間ありがとうございました。

As Japan Sakura Queen, I had the opportunity to meet so many
different people from different backgrounds, but through Sakura,
I feel that we understand each other. What I felt most about working
with everyone involved in Sakura over the past two years was
`Sakura has the power to connect people.”

And I couldn’t have accomplished these two years of activities by myself.
I would like to thank Queen Maeda and Princess Kaneko and all the
chaperones who have given me lots of support over the past two years.

Believing that `Sakura has the power to connect people,’ I will continue
to promote Sakura. The thoughts of those who support us and those
who are working hard behind the scenes, I would like to continue to
convey this message through words.

I hope that cherry blossoms will continue to bloom all over the
world for a long time to come including the Noto Peninsula
where the earthquake hit.

I have fulfilled our role as the 29th Japan Cherry Blossom Queen.

I have been writing a blog for two years, sharing
the progress of our activities. Thank you for reading.
I finally finished my jobs, but I hope to continue to be
involved in Sakura and find ways to express my gratitude
to everyone who has supported me.

Please continue to support the 30th Cherry Blossom
Queens and Princess. Thank you so much, I appreciate it.




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2024年2月4日 10時55分

第30代日本さくらの女王誕生

2月3日ホテルニューオータニ東京で行われた
第30代日本さくらの女王選出大会において、
新女王が誕生しました。

女王一席 杉浦美桜里さん
女王二席 片山慶子さん
さくらプリンセス 神戸さくら呼さん

これから2年間活動してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

新女王

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2024年1月28日 12時01分

二本松龍泉寺さくら植樹式

こんにちは。日本さくらの女王の油原さくらです。

昨年の12月5日に、福島県二本松市の龍泉寺さくら植樹式に参加して参りました。
1000年の歴史を持つ龍泉寺に到着し最初に目に入ったのが、本堂の横にそびえる
大きな一本のさくらでした。翔龍桜と呼ばれるエドヒガンサクラで、
龍泉寺のシンボルともなっています。

今回は、二本松市に新たなさくら名所を作るため、日本さくらの会が若木300本を寄贈し、
龍泉寺の裏山に植樹しました。裏山へは急な斜面の山道を登っていきます。前日の雨で
足場が悪い中でしたが、地域の方々は朝早くから植樹をされていました。

北風も吹く中、三保二本松市長、武田住職、檀家の方々のご出席のもと
植樹式が行われました。市長は「二本松市には多くのさくらの名所があり、
さくらは二本松市を象徴する木である。この龍泉寺の山も吉野の桜のように
新たな名所にしたい」という強い思いをお話されていました。

また私自身、女王として最後のさくら植樹の活動だったため、最後の活動を
「さくらの市」である二本松市で行うことができて大変光栄に思いました。

龍泉寺の裏山からは安達太良山も見えてとても眺めがよく、ここが桜の山に
なったらどんなに素敵だろうかと想像が膨らみました。智恵子抄に出てくる
安達太良山に因んだ歌を地域の方々が歌ってくださる楽しい時間でした。

また、植樹式に参加した際は募集段階だった龍泉寺の裏山の名前が、
公募により「龍泉寺華山公園」に決定したそうです。龍泉寺華山公園に植えた
さくらが元気に成長し、立派な花を咲かせることを心より願っております。
数年後の桜が咲く季節に、私もまた訪問したいと思っております。

二本松市長(中央)と共に土掛け



植樹に参加の皆さま



裏山からの眺め

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2024年1月24日 14時48分

日本さくらの会会長表敬

こんにちは。第29代日本さくらの女王の油原さくらです。

11月9日、日本さくらの会の理事長、事務局長と共に新たに衆議院議長に
就任された額賀福志郎衆議院議長を訪問しました。

東京オリンピックが開催された1964年、道路・河川改修・公園整備などによる
急激な開発で、多くの「さくら」が伐採され、衰退してしまいました。
それをきっかけに「さくら」の愛護・普及などを目的に、当時の船田 中 衆議院議長の
提唱により、公益財団法人日本さくらの会は設立されました。
それ以来、公益財団法人日本さくらの会は衆議院議長が会長となり、
設立以来約300万本の桜を植樹してまいりました。

日本さくらの会設立の経緯やこれまでの活動を額賀会長にお伝えし、
新たに日本さくらの会会長を務めていただくことご理解を得ました。
額賀会長は、日本でさくらが果たす役割は大きいと話されていました。

また細田博之前衆議院議長には、約2年間日本さくらの会会長を
お務めいただきました。ご冥福をお祈りします。





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2024年1月24日 14時47分

医誠会国際総合病院さくら植樹式 

こんにちは。日本さくらの女王の油原さくらです。
寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

ずいぶん前のことになりますが、7月20日に、
大阪市北区扇町にある医誠会国際総合病院にて、
さくら植樹式に出席しました。

医療法人医誠会は昨年10月に、病院だけではなく劇場や
カフェなどのある複合施設として新病院を開設されました。
新病院開設に伴い、大阪扇町のさくらの名所を復活させるべく、
さくら120本が病院の周りを囲むように植樹され、そのうちの
50本を公益財団法人日本さくらの会が寄贈しました。

その植樹式に日本さくらの女王・プリンセスの3人全員で
参加いたしました。医誠会副理事長でもある第12代日本さくらの女王の
谷淑子様と、医師の第25代さくらプリンセスの谷美智子様が
温かく迎え入れてくださいました。

植樹式で谷副理事長は、「以前この街はさくらの名所として知られていた。
道路工事によりさくらは減ってしまったけれど、今回の植樹を通して
さくらの名所を復活したい」とお話されていました。
また外国人の方も多く来院されるので、外国人の方々に日本の医療と共に
さくらの良さも味わっていただけたら嬉しいと話しておられました。

植樹式では私もスピーチするお時間をいただき、「新たなさくらの
名所を目指す」という記念すべき第一歩となる植樹式に参加することが
できて嬉しい気持ちを伝えました。

植樹式の後は、i-Mallの外周をご案内いただき、参加者の皆様と一緒に散策しました。
複合施設の中には病院だけでなく劇場やカフェ、保育園などがありました。
本来の「病院」の概念が覆され、幅広い世代の人が訪れることができる場所だと感じ、
前田女王や金子プリンセスと「病気の有無に関わらず気軽に行ける場所ですね」
と話し、素晴らしい施設に驚きました。

今回は女王・プリンセスの先輩方とご一緒に活動をすることができ、大変光栄でした。
さくらの心を大切にし、さくらの名所を取り戻すためにご尽力されている姿に
大変感銘を受けました。そして私自身も、任期が終わった後もさくらの持つ力を
大切にこれからも人々に寄り添っていきたいと思うきっかけになりました。

この度は大変貴重な機会をありがとうございました。
さくらがすくすくと成長し、扇町のさくらの名所として多くの方々に
愛されることを心より願っております。

植樹式に参加の皆様と



日本さくらの会の記念碑序幕



ご挨拶



おしゃれなi-Mallをご案内いただく



医誠会副理事長、医師の美智子さんは共にさくらの女王の先輩


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