2024年5月22日 10時59分
4月28日、今日はワルシャワから電車で1時間ほど移動し、ログフにある
生命科学大学の植物園を訪れました。植物園に着くと、まさに森そのもの
というような雰囲気で、背の高い深い緑の木が生い茂っていました。
植物園の所長さんと職員の方が迎えて下さり、早速散策に出発しました。
職員の方はカエデの専門家で、日本にも何度か調査や学会などで
いらっしゃったそうで、その思い出話と共に、日本とポーランドの
カエデの違いなども教えて下さいました。到着してすぐは背の高い
樹木が印象的でしたが、中に進んでいくと、様々な種類の花々も
咲いていました。フジの花やライラック、もちろんさくらもありましたが、
今年は例年に比べて早く咲いてしまったそうで、葉桜を楽しみました。
面白い構造を持った植物や絶滅危惧種も大事に保護され育っていて、
実際に見て、触れて、ポーランドの植物のみならず世界の植物を
知ることができました。
散策の後は、植物園に併設されている寮で美味しいポーランド料理の
昼食を頂きながら、ポーランドの自然やさくら、また所長さんの
狩りの話など、新鮮で興味深いお話をたくさん聴くことができました。
一つ一つ丁寧に説明をして下さった職員の方と所長さんに感謝し、
記念にカラフルな植物図鑑を頂いて、園を後にしました。
午後は日本語学校「さくら」の先生方と一緒に、ポーランドで
オリジナルの日本料理レストランを営む女性の元を訪れました。
天ぷらや唐揚げ、カレーやうどんなど日本を思い出すメニューが
たくさんありましたが、ポーランドの人に合うよう味付けや食材が
工夫されていて、新しい日本食を味わうことができました。
明日のイベントに向けてエネルギーを蓄えられる良き1日となりました。